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志賀理和氣神社鎮守の杜再生植樹祭
R7.6.15
https://camp-fire.jp/projects/845699/view
爽やかな青空のもと、第二期の植樹祭を無事に終えることが出来ました。
今回は、地元の皆さまをはじめ、宮城県や栃木県、東京都からの参加も含めて約70名の皆さまで、この土地に在来する広葉樹の苗木を、境内に400本植樹しました。
当日ご参加いただいた皆さま、そしてこの植樹祭をクラウドファンディングでお支えしていただいている皆さまに、心より深く感謝申し上げます。
当日は、植樹祭に先立ち、西野文貴林学博士による講演『鎮守の杜の知られざる機能』が行われ、鎮守の杜の歴史や魅力、災害における減災機能に触れ、改めて鎮守の杜の大切さを学びました。
また田村宮司さまが第一期の植樹地に設置した定点カメラで撮影された、キジやキツネ、タヌキなどの動画も紹介。まだまだ小さな森でも、既に生態系の循環が始まっていることも紹介され、子供たちをはじめ、会場の皆さまはお話しに夢中でした。
講演後は、ご社殿において植樹奉告祭が全員参加のもと斎行され、田村宮司さまより植樹祭の無事成功の祈りを込めた祝詞が上げられ、植樹前の苗木や植樹地の清め祓いも行なわれました。
奉告祭の後は、旧社殿の鎮守の杜のご神木より育てた杉の苗木(森林総合研究所が育苗)を記念植樹。見事、里帰りした苗木にみんなで「お帰りなさい」と声を掛けました。
そして、いよいよ境内地の法面で、昨年に引き続き第二回目の森づくり活動が始まりました。
昨年植樹した苗木は、既に高さ3mを超えたものもあり、既に小さな森を形成しています。
参加者の中には、昨年も参加した子供たちもいて、自分が植えた時には小さかった苗木が、既に自分よりも遙かに成長している様子に驚きを隠せないという言葉もありました。
先ずは、苗木の植え方について、西野文貴林学博士より植樹指導が始まりました。
県内のメディア・岩手日報や岩手放送の取材もありました。
その後、苗木のかん水⇒植樹⇒ワラ敷きと進み、全ての行程をみんなで協力し合いながら見事に完成。
汗だくになりましたが、老若男女みんな爽やかな笑顔で記念写真を撮りました。
作業中は、家族同士や初めて出会った人たち同士でも、たくさんの会話が聞かれて、一つの目標に向かって、一致団結が出来るこの森づくり活動は、改めて素晴らしい活動だなと感じた次第です。
作業終了後は、振る舞い餅に舌鼓。その美味しさに、疲れた身体も癒されました。
そして、この「鎮守の杜再生クラウドファンディング」は、現在も進行中です。第二期の目標もまだまだ達成していません。第三期の来年に向けても、皆さまからのご支援ご協力をお願いさせてください応援よろしくお願い致します。
https://camp-fire.jp/projects/845699/view
☆テレビ岩手「ニュースプラス1」で放送☆
こちらのYouTubeの11:11頃からご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=d1QLr9_GGKk&t=52s
☆岩手日報で報道☆

ニッポン放送「阿部亮のNGO世界一周!」に出演しました
R7.6.2
当協会の活動紹介で、代表理事の高橋知明がニッポン放送ラジオ「阿部亮のNGO世界一周!」に出演しました(6月2日放送)。
番組HP内のポットキャストから、ぜひお聞きください。
https://www.1242.com/aberyo/

環境省「みちのく潮風トレイル・名取トレイルセンター」森づくり成長報告
R7.4.2
4年前に植樹した名取トレイルセンターの森の成長報告です。
植樹した頃は、樹高30㎝程度の苗木ですが、既に高いもので3mを超え、夏場は隣接する道路からキャンプ場内が見えなくなるほど、こんもりととても順調に成長しています。
落葉広葉樹は冬場は葉を落とすため、見通しが良いところもありますが、これからは新緑の時期。
青々とした葉をつけ、さらにグンと大きく成長します。
ハイカーの皆さんを温かく守ってくれる森に、どんどん成長しています。



岩手県大船渡の山火事現場視察報告
R7.4.3
この度の山火事被害で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
地元の皆さまのご意向を踏まえて、今後の山の再生について、当協会もお手伝い出来ることを進めて参りたいと考えております。
皆さまのご協力をよろしくお願い申し上げます。




國學院大學鎮守の杜スタディツアーを実施
〈國學院大學神道文化学部×第二のふるさと創生協会×里山ZEROBASE〉
10月26日、第二のふるさと創生協会では、昨年に引き続き國學院大學神道文化学部(黒崎浩行学部長)の学生を対象に、鎮守の杜の魅力や管理方法、森づくりの方法について学ぶフィールドワークを千葉県君津市の「きみつのさんぽ道」(内山緑地建設㈱)で実施しました。
今回も当協会森づくりアドバイザーで、里山ZEROBASEを進める林学博士西野文貴さんによる講義と苗木づくりの実践、そして今回は実際に山に入っての植樹活動も実施しました。
今回は、國學院大學の学生6名と全国お祭り手伝い隊4名も参加。また里山ZEROBASE応援ラジオ『Sato Note』パーソナリティの高橋万里恵さんも参加し、約半日間、楽しく学びを深めました。
参加した学生からは、「将来神職になる上で、鎮守の杜の真髄を知ることが出来た」という声や、「森の維持管理に実践的知識を得ることが出来た」という声があった。またお祭り手伝い隊からは、「東京農大でランドマークデザインを学んでいるが、地域と密接に繋がる神社の鎮守の杜の存在について、その魅力をより知ることが出来た」という声や、「障害者福祉の仕事をしているが、森づくりが障害者の就労支援に繋がらないか、具体的に考えてみるきっかけになった」などの声も聞かれました。
神道文化学部の学生にとって、神社界と同じような課題を抱える林業をはじめとする第一次産業の現状も知ることが出来るこのフィールドワークでの経験は、将来、神職になっても、他業種に携わることになっても、きっと有意義な経験となるものと思います。
多角的な視野を持って社会を俯瞰し、他業種の方々とも繋がることで、経済循環が困難な伝統文化を護持継承していくための手段が見えてくるかもしれません。
第二のふるさと創生協会では、こうした将来を担う人材の育成にも、一助となる活動をしています。 ぜひ多くの皆さまにも、当協会の活動にご参加いただけたら幸いです。
石川県輪島市・重蔵神社災害復興支援ツアー参加者募集について
毎週水曜日・土曜日出発で、随時募集をしています。
ご希望の方は、第二のふるさと創生協会の事務局まで、ご連絡ください。
申し込み用紙等をお送り致します。
詳しくは、こちらの募集要項をダウンロードしてください。noto.pdf
☆皇學館大学「榊プロジェクト」始動☆
~皇學館大学×第二のふるさと創生協会×里山ZEROBASE~
6月13日、皇學館大学で「榊プロジェクト」が始動しました。
第二のふるさと創生協会では、里山ZEROBASE(西野文貴林学博士)と共に、皇學館大学と連携し、「榊プロジェクト」に協力することになりました。
神事には欠かせないサカキをはじめ、「鎮守の杜」について学びます。
文学部の学生は、鎮守の杜の歴史や人々との関りの文化については得意分野かもしれませんが、その作り方や管理の仕方、防災などの様々な機能については学ぶ機会がありません。
このプログラムでは、実際に卒業後、神職になる学生も多い中、より視点を広げて、鎮守の杜について実践を交えて学ぶ機会を提供していきます。
さらには、最近はどの企業でも人材確保が喫緊の課題として進む中、神社界も神職をどう確保していくのか、大きな課題となっています。
そしてこれからの神社を護持継承していくためには、新たな経済循環をどう確立するかも、避けられない課題と言えます。
この授業に参加した学生は、今まで見ていた「緑」とは、「緑」の見え方が変わります。
このプログラムを通して、多角的視点を養い、自分達が将来立ち向かわなくてはいけない諸課題に対する一つの導きを得て、さらには社会的貢献へのイノベーションを起こす学生が現れることを期待しています。
何よりも、楽しく学んでいきたいですね!(^^)!