当協会は、全国の地域で大切にしているお祭りに、都会に住む人々や海外の方々にお手伝いとして参加してもらい、それをきっかけにお互いに心の通う交流が生まれ、地方創生につながる関係人口の増加に寄与したいという想いから、令和元年7月5日、一般社団法人として発足しました。
「全国お祭り手
伝い隊」に参加いただけるボランティアの皆さまを広く募集し、お手伝いを必要としているお祭りに、当協会が仲介し、ご参加いただきます。
代表理事あいさつ
~どうして、この活動が必要なのか~
既に少子高齢化時代を迎えた現在においても、地方では過疎化の影響から、経済的、文化的衰退が著しく進んでおり、地域コミュニティの崩壊に繋がっている場所も少なくありません。
古くから続いてきた地域コミュニティでも、一旦崩壊することになれば、その地域で元通りに再生することは困難であり、当然伝統文化も消失していくことになります。
そうした中で、地域の伝統文化の護持継承と地域コミュニティの健全なる存続の一助となるため、『一般社団法人第二のふるさと創生協会』は、大きく2つの柱の事業に取り組みます。
1つ目は、当協会が、地方の神社・仏閣の祭礼行事などのお手伝いしたいと考えている都会に住む人々や外国人の方々などを募集し、お手伝いを必要としている地方の神社・仏閣の祭礼行事などに「全国お祭り手伝い隊員」として、地元住民が受け入れやすい規模である少人数で派遣します。
隊員は祭礼行事などの一員として参加し、地元住民と交流することで、その地域への愛着と地元住民との絆が生まれ、「第二のふるさと」と感じる場所を創り出すきっかけを提供する活動です。
2つ目として、神社にある鎮守の杜が、元来その地域に生息する植物や動物を育んできた歴史と、その土地に本来根ざした植物が自然災害にも非常に強い防災効果を発揮している事例に鑑み、「鎮守の杜をモデルとした植樹活動(持続可能な森作り活動)」を広く進めることです。
さらには、この植樹活動に参加した都会に住む人々や外国人の方々が、自分が植えた木々とその土地に愛着を感じ、その土地の人々と共に活動し交流することで絆が生まれ、「第二のふるさと」と感じる場所を創り出すきっかけを提供する活動です。
植樹から約30年で立派に生長するこの森は、自然の中の一部として生活してきた日本人の智恵と、自然と生活環境のバランスを取り戻し、その土地の持つ景観の良さと豊かな海川山の幸を豊富に享受できる環境を取り戻す効果もあります。
この2つの事業を柱として、地域の関係人口の増加に寄与し、その地域の自然環境の再生に貢献し、魅力あふれる伝統文化を活性化する活動を推進して参ります。
多くの皆さまからの温かいご支援ご協力をお願い申し上げます。
役員等の構成
顧 問 井口 経明 元岩沼市長
代表理事 針木 陽介 ㈱経営塾フォーラム代表取締役
理 事 穐山 光鑑 大稲荷神社宮司
生田 與克 豊洲市場水産仲卸業者「鈴与」代表取締役
伊藤 和徳 ㈱アル代表取締役
茨木 紀夫 保険共済サービス㈱代表取締役社長
白石 久喜 ㈱ブランピーコーポレーション代表取締役社長
宮越 則和 ㈱スペース紙化代表取締役
宮下 弘充 日本酒伝道師
土師 幸士 浅草神社宮司
監 事 大野 公義 大野税理士事務所所長
アドバイザー
柳瀬 瑞代 ㈱ベイビイジェイ代表取締役社長
森づくりアドバイザー
西野 文貴 東京農業大学森林総合科学科博士後期課程
事務局長 髙橋 知明 瀬田玉川神社禰宜
専門部会
当協会では、全国の祭礼行事や地域コミュニティーの現況に詳しい先生方や、鎮守の杜をモデルとした森づくりに詳しい先生方や技術者のご指導の下、健全かつ効率的な活動に努めていきます。(敬称略・順不同)
【祭礼部門】
黒崎 浩行 國學院大學神道文化学部神道文化学科教授
藤本 頼生 國學院大學神道文化学部神道文化学科准教授
新井 君美 國學院大學神道文化学部神道文化学科兼任講師
千田 良仁 皇學館大学現代日本社会学部現代日本社会学科教授
板井 正斉 皇學館大学教育開発センター准教授
瓜田 理子 皇學館大学現代日本社会学部現代日本社会学科准教授
【植樹部門】
鈴木 伸一 東京農業大学地域環境科学部地域創成科学科教授
高山 晴介 内山緑地建設㈱特別顧問
中村 和晴 内山緑地建設㈱設計営業部
小松 増美 東京グリーンサービス㈱代表取締役社長
中平 功 東京グリーンサービス㈱所長
西野 浩行 ㈱グリーンエルム代表取締役社長
西野 文貴 当協会森づくりアドバイザー
箱崎 祐二 (有)エイコンファーム代表取締役
事務局所在地【お問い合せ先】
事務局長 髙橋知明
〒158-0095 東京都世田谷区瀬田4-11-31 瀬田玉川神社内
電話番号 03-6426-4868 FAX 03-6426-4867
E-mail : info@2furusato.com